お軸

お軸 · 2023/05/02
読み方は 「くんぷうみなみよりきたる」 または 「くんぷうじなんらい」 さわやかな初夏の風が南から吹いてくる という内容です。 風薫る(かぜかおる)5月、 風薫る爽やかな季節となりました、

お軸 · 2023/03/06
「いっかごようをひらく」 一輪の花が五弁の花びらを開き、 やがて果実が実ることを詠んでいます。 ひとつ成せば自然とその結果は広がっていくもの。 というイメージでしょうか。

お軸 · 2023/02/07
瑞気満梅花 ずいきばいかにみつ 瑞気とはめでたい雰囲気。 めでたい春の気が梅の花に満ちて あたりを幸せに包み込んでくれる様子。 茶室にこのお軸がかけられていると 春の到来を味わうことができそうですね。

お軸 · 2022/12/01
三冬というのは 旧暦の10月(孟冬)、11月(仲冬)、12月(季冬)のことで 今の11月から1月ごろのことです。 草木が枯れた中 咲いている花をみつけたとき 何をおもうでしょうか? 逆境に耐えて頑張って咲いているなあ と元気づけられるかもしれません。 あるいはこんな解釈もあります。 この出典は「虚堂録」で 三冬枯木花のあとに 九夏寒厳雪...

お軸 · 2022/09/13
「みずをきくすればつきてにあり」 【月のきれいな夜、 すくった水に月が映っていた】 となんとも秋らしい風情のあるお軸ですね。 こちらは禅語なので 実はもっと深い意味もあります。 「自ら動いてこそ、結果は得られる」 水をすくうという行為をしてはじめて 月という結果が手に入る という解釈や 「精進していく中で実は真理は自分の中にある」 などなど。...

お軸 · 2022/07/21
暑い夏。 瀧が真下に 落ちています。 その長さ、なんと 三千丈。 一丈は約3m. 三千丈は約10km! 茶室に涼を呼んでいます。 マイナスイオンをたっぷり 浴びることができそうです。

お軸 · 2022/05/05
「くんぷうじなんらい」 または 「くんぷうみなみよりきたる」 薫風は初夏の若葉の香りを含んだ穏やかな風。 南から爽やかな風が吹いてくる様子です。 ゴールデンウィーク真只中(まっただなか)ですね。 天気のよい日にはなんとも爽やかな風が頬をなでます。 このお軸をかけると 茶室にも佳き風が吹いてくるようです。

お軸 · 2022/02/14
「けいばい いちだ かんばし」 渓谷にある一枝の梅が芳しく咲いている。 意味がわかると 五文字の漢字が映像に変わります。 茶室に掛けられたお軸を見つめるその先に 深い渓谷、 一輪の梅(赤?白?)が思い描かれ 茶室にまで早春の香りが 届きそうな気がしてきます。 禅語ですので また深い意味もあるようです。 渓谷に咲いている梅は...

お軸 · 2022/01/26
「こうろじょういってんのゆき」 炉中の赤い炭の上に 一点の雪が舞い降りる様子を思い浮かべてください。 茶室が 炭の赤、雪の白 とカラフルになってきましたでしょうか? その白い一点の雪は次の瞬間どうなるでしょう? ひとひらの雪を煩悩と思えば、ジュッと煩悩がきえ 茶室が清らかな場所となるでしょう。 ひとひらの雪を人の命と思えば、...

お軸 · 2022/01/13
「まつにここんのいろなし」 松は常緑樹で、一年中青々としていて 今も昔も変わらない姿をしています。 1月、年の始めにおめでたいときに よくみかけます。 かわらない翠(みどり)ですが 古い葉は落ち 新しい葉が育っています。 変わらないようで 実は刻々と変化している、 そうとらえると 奥が深そうですね。 今年もよろしくお願い致します。

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