「けいばい いちだ かんばし」
渓谷にある一枝の梅が芳しく咲いている。
意味がわかると
五文字の漢字が映像に変わります。
茶室に掛けられたお軸を見つめるその先に
深い渓谷、
一輪の梅(赤?白?)が思い描かれ
茶室にまで早春の香りが
届きそうな気がしてきます。
禅語ですので
また深い意味もあるようです。
渓谷に咲いている梅は
誰かに見られたいからさいているのではなく
ただ無心にひっそりと咲いているだけ。
人生を大切に生きていけば
美しい花はどこででも咲くもの。
といったところでしょうか。